ハワイのワークウェアの歴史を築いた「パラカ」は、ハワイに渡った日系移民の歴史を語る上でも欠かせないキーワードと言える。日本の絣(かすり)に似た格子模様の生地に故郷への思いを馳せ、その生地で仕立てたワークウェアを着用し、激動の時代を生き抜いた人々。そんな日系移民の歴史と、その服飾文化の研究における第一人者がハワイに住む「バーバラ・F・カワカミ」という人物。1921年に熊本で生まれ、生後3ヶ月でハワイへと渡り、自身も日系移民としての人生を送ってきた。13歳にしてハワイで最も古い洋裁学校へ入学し、服飾の世界へ。ハワイ大学で本格的に日系移民の服飾文化を学び、研究を開始。パラカをはじめとしたハワイアンワークウェアへの造詣の深さは、世界随一といえる。
バーバラ・カワカミ氏が研究してきた膨大な資料をもとに、サンサーフが所蔵する最初期のパラカを検証。彼女の監修で作り上げた「本物」のパラカジャケット。生地製作の段階からアドバイスをいただき、王道とも言うべき配色のパラカチェックに仕上がった。少し粗めの格子模様からは、日本古来の絣との繋がりが垣間見れる。また、初期のパラカに多くみられる低めのオンスでハリ感の少ない生地を分析して再現している。
Complete Series of the Reproduction "UNION SUPPLY"
最初の日本人移民が海を渡り、ハワイを目指した1868年(明治元年)。そこからアロハシャツの原点とも言うべきハワイアンワークウェアの歴史が始まる。当時の日本は和装が主流であったため、ハワイに移り住んだ人々は現地で作業着を仕立てることを余儀なくされた。日本生まれのヤスダ・カヨジが1922年にユニオン・サプライ社を設立すると、高品質なワークウェアを提供することに成功して事業を拡大。同社は衣料品メーカーでありながら、日本から生地などを輸入するディストリビューターとしての役割も担っていた。
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