第二次世界大戦後、ジェット機の到来によりそれまでの航空整備は大きな見直しを迫られ、それはフライトジャケットも例外ではなかった。航空装備の変更で最たるものは機体の振動からパイロットの頭部を保護するハードヘルメットの導入だが、ヘッドギアの大型化はフライトジャケットの襟に干渉するという結果をもたらした。この問題を解決するためB-15シリーズは襟に改修を加えた“Modified”(MOD.) モデルが制作される。この改修はムートン襟をボディから取り外し、ウールリブニットを付け直したものである。この作業を行うためには一度ボディを裏返しにしなければ襟付け不可能なため、背中のウエストリブを一旦はずして行われた。そのため襟と裾には縫い直しの跡が見られる。このモディファイドはB-15シリーズのA,B,C,Dに多く見られ、正式に改修されたことを証明する白いラベルが後付された。一般に誤解されやすいのは、それぞれのタイプが開発され、順番にモディファイドされたと思われがちだがそうでは無く、旧式となったB-15シリーズのA,B,C,Dを、1956年に発行されたテクニカルオーダー指示書に沿って一斉に行われたのである。B-15Aの左袖には本来ならAAF(陸軍航空隊)のインシグニアが付いているが、マークが薄れたものや最初からマークの無いものには、改修作業の際にUSAF(米空軍)のインシグニアが転写された。
After World War II, the arrival of jet aircraft forced major adjustments including flight jackets. The most significant change in aviation equipment was the introduction of hard helmets to protect the pilot's head from the vibrations of the aircraft, but the larger headgear resulted in misfit with the flight jacket with large mouton collar. To solve this problem, the B-15 series is produced in a "Modified" (MOD.) model with a modified collar. This update involved removing the mouton collar from the body and reattaching a wool rib knit. This collar could not be attached without first reversing the body so the waist rib in the back was temporarily removed. As a result, the collar and hem show signs of being re-sewn. This modification is often seen on the A, B, C, and D of the B-15 series, which have a new white label attached certifying that the jackets have been officially modified.
- サイズ詳細 (Size Chart)
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