タイプB-6は1939年に正式採用された初のインターメディエイトゾーン(中温域用)のジャケットである。シープスキンを使用した外観はB-3に酷似しているが細部のディテールは大きく異なっている。使用しているシープスキンはB-3と比較すると毛足も短めに刈り込まれ、背面にはアクションプリーツを設けているため、狭い機内での運動性を重視した設計となっている。B-3と違って前立てが無く、ポケットも身頃に切り込みを入れ、運動性と機能性を意識した仕様である。袖口は2段階に調節可能なスナップボタンで留めることが可能で、腰の両サイドに設置されたジッパーを閉めると優れたフィット感が得られる。インターメディエイトゾーンの後継モデルは時代と共に開発され、身頃の素材こそ変わって行くが、襟のムートン素材だけはB-10からB-15シリーズまで変わらず継承された。フライトジャケットの黄金期を支えた重要素材であり、インターメディエイトゾーンの歴史はムートンの素材を無くしては語れないのである。
The B-6 jacket, adopted in 1939, was the first for intermediate zones. It resembles the B-3 but has distinct details, using sheepskin with shorter fleece and action pleats on the back for mobility in cramped aircraft. Unlike the B-3, it lacks a front flap and has inset pockets for better movement and functionality. The cuffs can be adjusted with snap buttons, and zippers on the sides provide a good fit. The sheepskin lining evolved over time but remained an essential material in flight jackets through the B-10 and B-15 series, marking the golden age of flight jackets.
- サイズ詳細 (Size Chart)
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素材の特性や仕上げの方法によって、各所の寸法には若干の個体差が生じます。また、お使いの端末の設定や環境によって、商品の色が実際の色と多少異なる場合もございます。予めご了承ください。
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