タイプA-3キャップは陸軍航空隊の整備士用として1942年に採用された。整備兵達の冬季はヘリンボーンツイルのスーツ（つなぎ）の上にムートン製のD-1ジャケットを着用し、A-3キャップを被るのが定番のスタイルであった。大戦当時の写真を探ってみると整備士達は一様につばを上方に持ち上げて被るスタイルで、狭いスペースにおいて作業を強いられる際にツバが機体などに衝突するのを防いでくれた。
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