パナマハットとはエクアドル産のトキヤ草を裂いたものを材料として作られたハットのこと。内側の柔らかい部分だけを使い、熟練の職人たちによって手作業で編み込まれ作られている。それらの製法は2012年にユネスコの無形文化遺産に指定されるなど、世界的にも高い評価を得ている伝統技法。このアイテムに使われている帽体(成形前のハット)もTHE FAT HATTERによりオーダーされ、エクアドルで丁寧に製作されたもの。カラーはブラックとシュガー・ブラウンの2色の展開となっている。ハットのアクセントとなるリボンは、それぞれの配色にマッチしたSUNSURFのレーヨン生地を使い製作された脱着可能な段巻きリボンが使われている。通常よりもワイドなブリム(つば)、クラウントップ(ハットの天井の部分)は涙型のティアドロップを採用するなど、より当時の仕様を意識したスタイルとなっている。
※ 本製品には特製の箱が付属します。
Mr.FATMAN × SUNSURF
ハワイはリゾートの島として発展した歴史からか、カジュアルな装いのイメージが強い。しかし、イギリスやフランス、アメリカなど統治していた国の影響もあり、当時の写真にはスーツをまといハットを被った紳士の姿が見受けられる。サンフランシスコからハワイへ航行していた豪華客船マトソン・ライン。そのパンフレットには、男性の現地での装いとして「パナマハットにアロハシャツ」と記載されており、王族たちにも愛されたハットはハワイの定番アイテムとなっていった。
今回、SUNSURFがハットを手掛けるにあたり、製作を依頼したのがTHE FAT HATTER率いる「Mr.FATMAN」。ハットの黄金期である1950年代のカルチャーを軸に beyond ready made、既製品を超えるプロダクトを世に送り出しているブランドであり、50年代に造詣の深い者同士のコラボレーションであるからこそ、アロハシャツに最も似合うハットを表現できた。厳選した部材や成形の技術のみならず、革製のスベリの縫製に使われている「Iステッチ」など、両ブランドのこだわりが細部にまで現れている。
- サイズ詳細
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リボンに使用している生地は裁断箇所によって、一点ずつパターン(柄)が異なります。お使いの端末の設定や環境によって、商品の色が実際の色と多少異なる場合もございます。予めご了承ください。
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