タイプIIIと呼ばれるROUGH SIDE OUT(革の裏側スエード面)を使用した米陸軍のM-43サービスシューズは1943年に採用された。前モデルのM-42タイプIIでは革の表面を使用したスムースレザーであったが、このタイプIIIは革の表面が内側になる仕様となって、足の出し入れが滑りやすく非常に優れた履き心地を実現した。また、革の保革と防水効果を高めるため、浸透性のあるワックス処理が施されている。仕様についても変更が有り、タイプIIはトゥキャップが付いていたが、タイプIIIでは運動性を考慮して排除され、またソールについてもそれまでのハーフラバーソールから靴底全体を覆うフルソールとなって防水性と強度面においても向上した。M-43タイプIIIには前期型と後期型とが存在し、前期型は羽根の先端にリベットが打たれており、1944年以降の後期型はリベットが省略された。第二次大戦時に激戦のヨーロッパ戦線を始めとして全ての戦闘地域において兵士達のフットギアとして使用され、大空で戦うパイロットやクルー達にもフライングシューズとしても愛用された。M-43サービスシューズは、映画『大脱走』でヴァージル・ヒルツ扮するスティーブ・マックイーンが劇中でA-2と共に着用したことでその存在が広く認知され、A-2に合わせるフットギアとして不動の人気を誇っている。
The U.S. Army's M-43 service shoes, known as Type III and featuring rough side out (suede side) leather, were adopted in 1943. The previous M-42 Type II model used smooth leather with the grain side out. Type III's design, with the grain side inward, allowed for easier foot insertion and superior comfort. Additionally, permeable wax treatment enhanced the leather's preservation and waterproofing. Changes in specifications included the removal of the toe cap found in M-42 Type II for better fit and mobility, and a transition from half rubber soles to full soles for improved waterproofing and strength. There were early and late versions of M-43 Type III; the early version had rivets on the ends of the eyelet stays, while the late version, post-1944, omitted these rivets. Widely used across all combat zones, including the fierce European fronts during WWII, these shoes were also favored by pilots and crew as flying shoes. The M-43 service shoes gained widespread recognition after being worn by Steve McQueen's character Virgil Hilts in the movie "The Great Escape," paired with the A-2 jacket, cementing their enduring popularity.
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※ 本製品には天然皮革を使用しておりますため、風合いや色合いには若干の個体差が生じます。
素材の特性や仕上げの方法によって、各所の寸法には若干の個体差が生じます。また、お使いの端末の設定や環境によって、商品の色が実際の色と多少異なる場合もございます。予めご了承ください。
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